エキゾチックアニマル
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フェレットを多頭飼する時は基本的に別々のケージで飼育するようにして下さい。
1つのケージ内で何匹かで飼育していると、健康管理をする上でどの子がどれだけ食事をしているか、下痢や嘔吐物があった場合にどの子の物かわかりません。生まれたてのフェレットの子と大人の子では生活パターンも違いますし、年寄りフェレットにとっては、ゆっくり眠れないとストレスがかかる場合があります。新しいフェレットは別の部屋で飼育し、ノミ、耳ダニ、検便、ワクチン接種、伝染病にかかっていないかを見る検疫期間を必ず設け、必要な処置を済ませてから会わせましょう。3才をすぎると病気になりやすいので、定期健診をうける等が必要です。
フェレットは異物を飲み込んでしまう事が多くあります。口の中に入る物ならプラスチックでも、木でもじゃれているうちに楽しくなってしまい飲み込んでしまいます。ケージの外で遊ばせる時には目の届く範囲で注意してあげながら遊ばせてあげて下さい。
ウサギはほとんどケージの中に入って生活しており、鳴かないので病気になってもわかりにくい事があります。
骨が弱く骨折もしやすいですが同じ様に症状が現れないケースが多いので、いつもより様子がおかしなところがあったら早めに獣医に相談するようにしてください。
また、ウサギは非常にデリケートな動物です。小さな変化で食欲をなくしたり、ストレスから下痢を壊したりします。それぞれの性格をよく理解してあげて飼育をしてあげる事が重要です。
モルモットは本来丈夫な動物ですので、適した環境で飼育していれば、モルモットが病気にかかる心配はありません。
しかしながら、モルモットは病気になり体調が悪くてもなかなか症状が分かりにくいところがあります。ふだんから行動を観察して、モルモットに病気の兆候がでたら早く発見するようにして下さい。体がとても小さいモルモットは病気にはかかり辛い半面、悪化するのが早いです。
また、「夏場のクーラー病」「冬場の低体温症」にも気をつけて下さい。モルモットは人間のように体温調整が出来る動物ではございません。適度な生活温度を保ってあげる事も非常に大切です。
ハムスターは身体が小さくとても弱い動物です。病気になってしまった場合には何よりもまず動物病院で診察を受けるようにして下さい。
家庭内での応急処置では、逆に症状を悪化させる場合もあります。また、病気になるリスク以外にもゲージから出して遊ばせている時に踏まれたり事故にあったりする事も多いです。他のペットを家庭内で飼育している場合は事故にあわないようケージ内で生活をさせるようにして下さい。
それと、「夏場のクーラー病」「冬場の低体温症」にも気をつけて下さい。ハムスターは人間のように体温調整が出来る動物ではございません。適度な生活温度を保ってあげる事も非常に大切です。
リスは丈夫で飼いやすい動物ですが、活発に動き回るので、比較的大きなケージを用意してあげる必要があります。また、冬はあまり寒いと冬眠してしまう事があり、冬眠をすると身体が弱ってしまう事があるので、できるだけ冬眠しないよう、寒くなりすぎないよう室温を調整してあげてください。それと、リスは季節性の発情期が有ります。発情期になると気が粗くなり噛みついたりする事も有りますが大抵の場合はすぐにおさまりますので無理に矯正する必要はないです。
なお、リスのほとんどは野生個体です。そのため、生活に適応するまで風邪や肺炎などにかかりやすいという事があります。
一見、元気な状態で弱っている事がありますのでワクチンの接種は勿論の事、生活に適応するまでは普段よりも気をかけてあげて下さい。また、「夏場のクーラー病」「冬場の低体温症」にも気をつけて下さい。リスは人間のように体温調整が出来る動物ではございません。適度な生活温度を保ってあげる事も非常に大切です。
ペットとして鳥類を飼育することは、オーナー様が与えることが出来る制限の中で快適な環境や食事を用意し、オーナー様が管理することだと考えます。
甘やかす事も愛情の1つですが、それが全てではありません。危険な目にあわないよう時には我慢させることだって必要です。ペットとして鳥を飼うということは、家族の一員でもありますがペットだということを忘れずにまた、鳥には鳥の習性や本能があることも忘れず自分たちで出来る範囲内で鳥にとって最適な環境を作り、維持する事が大切です。
また、鳥は明らかな症状が出ている場合既に手遅れになってしまうケースが多い動物ですので日々の観察を怠らずに早期発見、早期治療を出来るようにして下さい。
ハリネズミの病気は多くが解明されておりません。高代謝で体温維持が苦手な動物で高カロリーで消化性のいい動物性のエサを必要とします。昆虫をエサにする事も有りますがこの昆虫が原因で病気になる可能性もあります。飼育時には専門家による適切なアドバイスを求め、気を配ってあげて飼育する事が必要です。
意外に知られていない事として、カメがとてもデリケートな動物であるという事があげられます。
種類によっても生態は異なりますがここでは全種類に対応する基本的な事を記載しようと思います。活動環境、エサの種類、日光浴など、カメの種類はもとより、同じ種類であっても一頭ごとに少しずつ好みも違います。ですので、それぞれのカメにぴったりの飼育方法(環境)を見つけてあげる事が大切です。また、多くのカメはよく動く動物ですので、水槽はできるだけカメが自由に動き回れるように十分な広さのあるものを準備して下さい。
両生類は水質、水温等に大変敏感な生物です。病気にならないように普段から気をつけてあげる事が大切です。室内環境、エサ、コミュニケーションの取り方を季節毎に工夫してあげて飼育するようにして下さい。
爬虫類のタイプによって快適な環境が異なりますので、まずは購入先のペットショップに聞くようにしましょう。また多くの種類で身体に振れ過ぎるとストレスを抱えてしまい、食欲不振から死んでしまうケースがあるので、極端なスキンシップは控えるようにしてください。
脱皮は健康のバロメーターになるので、脱皮を行えているかきちんとチェックしましょう。なお、爪が伸び過ぎている場合は、先端の白く尖ったところをカットしてください。
モモンガは非常にデリケートな動物です。野生のモモンガは他の動物からの捕食対象になりやすい動物で一般的には他の動物(犬や猫)と同時に飼育をするのは困難であると考えられます。また、ストレスをかかえやすい動物でも有りますので家に迎え入れてから環境に馴染むまでは無理に触ったりする事無く、声をかける程度にとどめてあげるようにして下さい。一旦嫌われてしまうと今後なつかない可能性もあります。